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とことん吹き込まれた楽器は金属疲労しヘタって鳴らなくなるというのは嘘

これも管楽器の世界で広く信じられている事らしいですが、一言 嘘 です。
勿論こういう楽器はヴィンテージになっている事でしょう。そういう噂(むしろデマ)が出る一番の原因は使い込まれたヴィンテージ楽器を最高の状態にまでリペア・調整する事ができないリペアから言い訳として出たのでは? というのが私の正直な感想です。
事実、非常に使い込まれ、金属疲労どころか磨耗も激しい状態の1920年以前の楽器をアトリエ基準で仕上げた楽器が有名店で売られていた調整不十分(アトリエ基準でみて)のキャノンボールよりもパワフルになる事を実証しております。

勿論、ここまで古く長時間振動が加わったものであれば一旦フルカスタムでキーポスト類をすべてつけ直す等すれば信頼性共々回復しますが、そうでない場合やこの様なヴィンテージ楽器を 古い物だから 個体差だから という言い訳して逃げずにしっかり調整できるリペアを確保できていない場合にはお勧めしません。
何か思い入れがある等で無い場合にはなにもそんなに古い物を使わずとも、今なら中国製含め格安で高性能な楽器はザラにあります。

ここではあくまでも ヘタって鳴らなくなる とか 音がペラペラになる というのは嘘だという事を主題という事で、、


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管厚が薄いと音がペラペラとか安っぽいというのは嘘

です! 以上!

実際に様々な管厚の物で確認しました。


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バネを弱くすれば速いパッセージに有利というのは間違い

たまにカスタムや調整の相談でバネをどこまで弱くできるかという問い合わせがあったりしますが、これは速いパッセージの為にはバネを弱くした方がイイという完全な勘違いから来るものです。

バネが弱ければキーの戻りが遅くなる(もたつく) という根本的な事を忘れています。

バネの曲げ方をどう工夫しようがバネ係数・長さとバネ下重量とフリクションロスによってその戻りの速度は支配されます。
それに対し指というのは訓練で相当に鍛えることが可能です。
バネはある程度強い方が速いパッセージにも有利です(一つ一つの音の粒・切れも当然良くなります)。

クローズドキーの場合にはバネを強めにした方が絶対的に息漏れの原因を防げる為に音の太さ・パワー・反応・ブロー限界が格段に高くなります。 した方が良い ではなく しなければ駄目 と言ってもいいでしょう。
パッドが痛む などというのは本末転倒な話で、パッドなどというものは消耗品です。パッドを持たせる為に楽器を扱うわけではなく楽器演奏の為にパッドがあるのです、、


速いパッセージにはバネはある程度強く、キーの開きを狭くする が一番です。
キーの開きが大きいほどストローク位置による強さの変化が多く違和感が出やすいので(バネ定数が大きいほど強)キーが狭目の方がこのタッチの変化も小さくなります。
全体的にキーを狭くすると抵抗は増えますが息漏れの無い調整としっかりした指の押さえができれば音が詰まったり鳴りが悪くなるという事はありません。勿論元々の設計とはずれた設定となるので奏者のコントロールは必要です。もっとも、最新の楽器をノーマルの設定でちゃんと調整した楽器でも奏者はコントロールできなければ駄目ですから特別難しい事を強いられるわけではありません。



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安定したアンブシュアと凝り固まったアンブシュアとは全く別もの

アンブシュアが凝り固まってしまっているケースをよく目にします、、
まるで柔軟性がなく、リードのちょっとした違いも吸収できずにいたりと凝り固まったアンブシュアは百害あって一利なしです。
さまざまなバラつきのある生もの的なサックスという楽器をコントロールする為、自分のイメージする音色の為にも凝り固まったアンブシュアではなく、柔軟で安定したアンブシュアを目指さないといつまでたっても思い通りにならない苦痛なものとなってしまいかねません、、
人によるでしょうが、上手い人は細かい部分を忘れいているというか気づいていないというか、、 兎に角アンブシュアは一切変化させずに全く同じ状態で などと教えてしまっているケースがあるそうですが、そう教えていながらも当人は微妙な調整をしてサックスをコントロールしているものです、、 それを鵜呑みにして全く変化させない様に吹いているとそれこそ凝り固まった変な癖がついてしまいます。

たしかに、、これは教え方の伝え方の問題なのかもしれません。初心者の内はある程度基準となる一定の安定したものが無いと収集つかなくなる危険性は高いのも確かです。ピッチがずれようがある程度安静したアンブシュアが育ってからコントロールに移る方が他の楽器の経験も無い様な人にはいいのかもしれません。


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もっと指の訓練を!

サックス教室のプログラムも学校のプログラムも知りませんが、それにしてもどうもみているとサックスの世界では指の徹底したトレーニングというものがされているとは思えない事が多々あります。
ただスケールを繰り返すとか何かフレーズを繰り返す という事だけでは指のトレーニングにはなりません。楽器の演奏というのは究極的には器具を使うスポーツと全く同じです。意識的かつ効率の良い、安全なトレーニングプログラムは必要だと考えます。

サックスという楽器のキーという物は電子楽器のスイッチとは全く違う事をまず認識しなければなりません。
フェザータッチでパラパラと軽やかに操作してるのが上級者チックと勘違いされる方も多いですが、本来サックスという楽器のキーはフェザータッチで済む様な代物ではありません。
鳴り・響きの悪い楽器を吹いていると判らない事ですが、しっかりと調整の追い込まれた楽器というのはとても良くビリビリと振動するものです。
その振動にプラスして楽器の管内では圧力が高くなるポイントが無数にあります。
これらを封じ込むための最低限の圧力が必要なのです。

リードをつけずに息を吹き込むと全く抵抗を感じない程にスカスカと息が入ってしまい、ベルに向かってテーパーが広がる管でトーンホール・パッドにかかる圧力なんて大した事ないだろうと思うのは間違いです。これも誤解が多い様ですがサックスという楽器は一方通行的に息が流れているという様な単純なものではありません。リードを付けて吹くと抵抗の少ない物からきつい物まで色々違いが出るのもこれに起因しますが、管の中では空気の密度の高い部分と逆に低い部分との連続の脈となっています。密度の高い所と押さえているトーンホールとが重なるとそのトーンホールにほんの極小の息漏れがあっても大きな悪影響を及ぼします。


ピアノ等では当たり前な事ですが、どの楽器でも同様で特に小指と薬指の分離を含めた訓練は必要です。
小指は低音関係を押さえる事が多いですが、小指であの大きな面積のホールを押さえなければならないのです。しかもサックスの小指のキーはテコの原理で押さえた力の数分の一に弱まった押さえにしかならないものだったりします。
小指と薬指の分離が柔軟にできていないと、小指を操作している時にしっかり力を入れて押さえているつもりの薬指が実は力は入っていてもキーを押さえる方向へは力が入っていない事もあります。ひどい場合にはかなり力を入れているにもかかわらずキーが浮いてしまう程だったりする事もあります。 これは短に薬指がその場・その形で固まっているだけです。


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体格でパワーや音の太さが支配されるというのは嘘

外人の大柄な体だから太い音が出せる、パワーが出せる というのは嘘です。
パワーは楽器の調整具合と奏者の技量、音色もアンブシュアコントロールの技量・幅で決まるものです。
特に音色を一番支配的にしているのはアンブシュアでのリードのミュート具合と言ってしまっても過言ではありません。サブトーンとまで行かない微妙な所で奏者の個性がかなり色濃く出ると言えます。
初心や噛む単純な吹き方をしている人が皆同じ様なペラペラと明るく軽い音になるのはアンブシュアができていない為微妙なミュート具合どうのという事ができないからです。

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パワーを吹き口周りに依存しない

鳴りの悪い楽器をハイバッフルのマウスピースやハリソン等のバネ効果のあるリードを暴れさせやすいリガチャー等で鳴らしていても、この場合には高次成分の多い音となって耳障り感が強くなってパワーが出たように錯覚しがちですが、パワーがある様でいて聞いてる方としてはただ喧しいだけのペラペラな音に聞こえていたりします。
鳴りの悪い楽器 イコール 調整不十分な楽器 ですのでまずはちゃんと調整の追い込みができるところで調整をする事が肝心です。

どんなに足掻こうと エネルギー保存則 から逃れることはできません。まずは効率の良い楽器状態にする事と奏法の技量アップを・・・


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ベアブラス(アンラッカー)にすれば凄く鳴るというのは嘘

ベアブラス(ラッカーをかけていないシルバープレートやゴールドプレート等もアンラッカーと呼べるので所謂ベアブラスをアンラッカーと呼ぶのは間違い)にすれば凄くよく響くようになる
と誤解されている方が多いですが、それは基本的には間違いです。
ベアにしたからといって鳴りの悪い楽器が鳴るようになるという事はありません。

無論、まったく同じ調整状態だったとすればベアにしてある方が多少鳴りますが調整の追い込みが不十分な楽器ではどんぐりの背比べな程度の違いしかありません。

調整されたベアブラスの楽器が鳴り過ぎてしまう という事はありません。ベアブラスの楽器を吹いてベラベラと鳴り過ぎてしまうと感じる場合、大抵それは楽器が鳴りすぎているのではなく、吹いている人が普段鳴りの悪い楽器を無理やり鳴らそうとする乱暴な吹き方が染み付いてしまっているのが出ているだけだったりします。
ラッカーがあると確かにオブラートに包んでくれる要素で奏者のアラを隠してくれますが、その性質に頼っていると音色の成長は望めません。


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管体の組み立て、U字管等のハンダ接合

チマタにはアメセル信仰・神話でU字管と二番館は半田付けされている! などと言われてここを半田付けすれば特別楽器の鳴りがよくなったりするかの様な事が信じられていたりする様ですが、ここを半田付けしていたのは以前では極当たり前な事で、中国製の今の物とはまったく次元の違う(低い)作りのチープ物でも半田で組み立てられています。
問題なのは、ヴィンテージの一流メーカーとされるものからアメセルも含め、そしてここを後から半田付けした物もですが、半田付けした様で実は不良状態となっている物が大半です。
それは、理想とも言える工程で半田付け作業が行われていない為に起こり易い事です。
更には、仕上げ状態を見た目の上で綺麗でなければならない事を優先させられる為に更に追い討ちをかけて不良状態になる確率が高くなります。半田は熱せれば膨張し、冷えれば縮小するので当然半田ははみ出た状態でされなければ冷えて縮小した時に引きを生じ隙間が増大します。この引きと理想的な工程を行わない事による半田が全然通っていない状態とが重なり更に怪しい状態となります。

他、シルバープレートの場合には専用の半田を使わなければならないのに普通の半田で半田付けしてしまっているケースをチェックやカスタム依頼で持ち込まれた個体で多数遭遇しております、、 勿論こういう場合は早急にやり直しをしておく事になります、、

ベル-U字管の接合部や二番管-ネックジョイント部 ネック側のネック管とジョイント部 の半田も不良は普通によくある事です。バリトンに至ってはこの様な管の接合部は更に多く、不良の確立は格段に高くなります。


さて、最近また注目されるようになったU字管と二番館の半田付けですが、ここを半田付けしたからといって楽器の鳴りが格段に良くなるといった事はありません。既に接着剤や半田の不良で息漏れしていてそれが埋まったとか小さくなった事でLow側での鳴りが少しは改善される事はありますが、これは根本的には息漏れが改善された事による鳴りの変化にすぎません。
一般的なリペアでは行われない調整の追い込みやカスタムによる楽器そのもののチューンアップがされた物で初めてその効果が活きると言えます。


このメーカー組み立ての根本的な不良が極当たり前にある などという事は色々と商売・大人の事情的な事で伏せられているのか、そもそもそんな事実を知らないかによって一般的には知られていない 事実 です、、


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