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管体の組み立て、U字管等のハンダ接合

チマタにはアメセル信仰・神話でU字管と二番館は半田付けされている! などと言われてここを半田付けすれば特別楽器の鳴りがよくなったりするかの様な事が信じられていたりする様ですが、ここを半田付けしていたのは以前では極当たり前な事で、中国製の今の物とはまったく次元の違う(低い)作りのチープ物でも半田で組み立てられています。
問題なのは、ヴィンテージの一流メーカーとされるものからアメセルも含め、そしてここを後から半田付けした物もですが、半田付けした様で実は不良状態となっている物が大半です。
それは、理想とも言える工程で半田付け作業が行われていない為に起こり易い事です。
更には、仕上げ状態を見た目の上で綺麗でなければならない事を優先させられる為に更に追い討ちをかけて不良状態になる確率が高くなります。半田は熱せれば膨張し、冷えれば縮小するので当然半田ははみ出た状態でされなければ冷えて縮小した時に引きを生じ隙間が増大します。この引きと理想的な工程を行わない事による半田が全然通っていない状態とが重なり更に怪しい状態となります。

他、シルバープレートの場合には専用の半田を使わなければならないのに普通の半田で半田付けしてしまっているケースをチェックやカスタム依頼で持ち込まれた個体で多数遭遇しております、、 勿論こういう場合は早急にやり直しをしておく事になります、、

ベル-U字管の接合部や二番管-ネックジョイント部 ネック側のネック管とジョイント部 の半田も不良は普通によくある事です。バリトンに至ってはこの様な管の接合部は更に多く、不良の確立は格段に高くなります。


さて、最近また注目されるようになったU字管と二番館の半田付けですが、ここを半田付けしたからといって楽器の鳴りが格段に良くなるといった事はありません。既に接着剤や半田の不良で息漏れしていてそれが埋まったとか小さくなった事でLow側での鳴りが少しは改善される事はありますが、これは根本的には息漏れが改善された事による鳴りの変化にすぎません。
一般的なリペアでは行われない調整の追い込みやカスタムによる楽器そのもののチューンアップがされた物で初めてその効果が活きると言えます。


このメーカー組み立ての根本的な不良が極当たり前にある などという事は色々と商売・大人の事情的な事で伏せられているのか、そもそもそんな事実を知らないかによって一般的には知られていない 事実 です、、


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