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バネを弱くすれば速いパッセージに有利というのは間違い

たまにカスタムや調整の相談でバネをどこまで弱くできるかという問い合わせがあったりしますが、これは速いパッセージの為にはバネを弱くした方がイイという完全な勘違いから来るものです。

バネが弱ければキーの戻りが遅くなる(もたつく) という根本的な事を忘れています。

バネの曲げ方をどう工夫しようがバネ係数・長さとバネ下重量とフリクションロスによってその戻りの速度は支配されます。
それに対し指というのは訓練で相当に鍛えることが可能です。
バネはある程度強い方が速いパッセージにも有利です(一つ一つの音の粒・切れも当然良くなります)。

クローズドキーの場合にはバネを強めにした方が絶対的に息漏れの原因を防げる為に音の太さ・パワー・反応・ブロー限界が格段に高くなります。 した方が良い ではなく しなければ駄目 と言ってもいいでしょう。
パッドが痛む などというのは本末転倒な話で、パッドなどというものは消耗品です。パッドを持たせる為に楽器を扱うわけではなく楽器演奏の為にパッドがあるのです、、


速いパッセージにはバネはある程度強く、キーの開きを狭くする が一番です。
キーの開きが大きいほどストローク位置による強さの変化が多く違和感が出やすいので(バネ定数が大きいほど強)キーが狭目の方がこのタッチの変化も小さくなります。
全体的にキーを狭くすると抵抗は増えますが息漏れの無い調整としっかりした指の押さえができれば音が詰まったり鳴りが悪くなるという事はありません。勿論元々の設計とはずれた設定となるので奏者のコントロールは必要です。もっとも、最新の楽器をノーマルの設定でちゃんと調整した楽器でも奏者はコントロールできなければ駄目ですから特別難しい事を強いられるわけではありません。



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